番外編!Azureもくもく会@新宿 No.13に行ってみた【まとめと所感】
本日はこちらのもくもく会に参加してまいりました。
ノンコーディングDayということで、メインはLogic AppsとFlowで各々作りたいものを作ろうぜ!という会で、まず自己紹介から始まり、約一時間のもくもくタイム、そして最後に発表したい人は成果発表するという流れでした。
色々と学びと気づきがあったので、簡単にまとめます。
気付き1:Azureとの親和性高し!VMの監視も楽々
成果発表の中にAzureのVMのCPUが閾値を超えたらSlackに通知する、といったものがありました。
Azure Event Gridを使うことで、様々なイベントをトリガーにし、Slackに発砲できるので、Azure上のVMの監視にはもってこいの方法ですね。
オンプレミスのサーバーをP2VしてAzureのVMを運用している、という会社がどんどん増えている中で、非常に有効な手段であると感じました。
IFTTTやZapierとか同様のサービスが多い中で、Azureと親和性の高いマイクロソフト純正のサービス、というのはLogic Apps/Flowの大きなメリットだと思います。
また、Azure AutomationもAzureの管理には向いているので、こういったものも活用し、ChatOpsを実現する、というのも比較的容易にできるのではないかと感じました。
気付き2:とっても簡単!Cognitive Serviceとの連携
本日の成果発表の中でLogoc AppsからCustom Vision APIやComputer Vision APIを使う、というものもありました。(各サービスのURLは下記参照)
OneDriveにアップした画像ファイルをComputer Vision APIを使って画像の説明をSlackに投稿するというものや、一部途中ではありましたがPinterestとCustom Vision APIを組み合わせるといったものなどアイディア次第で色々できるんだな~と思いました。
ハンバーガーの画像と組み合わせて何かできないかな?とふと思ったりもしました。
気付き3:ノンコーディングでループも簡単
私が今日取り組んだのがFlow内でのループです。
以前作成した近くのハンバーガー屋さんを探す仕組みのノンコーディング版です。
以前はAzure Functions内でAPIのコールおよびTeams(Slack)に投稿していましたが、今日はFunctionsを使わずにAPIをコールし、取得したJSONをパースしてループする、といったものを実装してみました。
はまったポイントとして、実際の応答からJSONスキーマを生成し、JSONをパース出来るのですが(以下画像参照)、生成されるJSONのスキーマと実際の応答のJSONのデータで恐らく多少の差異があったようで、エラーになってしまうということがありました。JSONのスキーマを工夫することで、エラーを回避することができました。
多少のはまりポイントはあったものの、今回の実装でFunctionsを使わずともノンコーディングで実装することができました。
まとめ
Logic AppsやFlowはアイディア次第で色々と面白いことができそうだなあと思いました。
Cognitive Serviceとの親和性も非常に高く、とても簡単につなぎこみができるので、これからも色々と使ってみようと思います。
ではまた次回。